ダメージの把握
ヒビがどのように割れていて、不純物の混入があるか等、施工工程を決定する上で必要な情報を良く観察して決定します。
そして、運転席の目の前にある場合や、リペア後の強度が確保出来ないと判断した場合、オーナー様とフロントガラス交換を視野に入れ相談します。
この時点で、お見積もり致します。(90%以上のヒビが15000円(税別)です。)
そして重要な、仕上がり予測をお伝えします。
ドリルド
複雑に割れた石が当たった衝撃点を綺麗にします。
衝撃点を大きくするのが目的ではなく、バリを取る様なイメージで滑らかで綺麗な穴にします。
又、このドリルド工程は、最後の方の工程、樹脂で埋める為の、足付け作業にもなります。
インジェクターのセッティング
亀裂内の空気を吸い出す(負圧)、樹脂を圧入する(加圧)インジェクターと云われる機械のセッティングに入ります。
亀裂内すべてに樹脂が入る様サポート
この工程では、沢山のテクニックを使用して、亀裂内すべてに樹脂を完全圧入します。
圧入完了と紫外線硬化
亀裂内すべてに、樹脂を完全圧入する事が出来たら、UVランプを当てて圧入した樹脂を完全硬化させます。
この時点で、ヒビの空間は樹脂で満たされ1枚ガラスに戻ります。
衝撃点を埋める
ここで、インジェクターの仕事は終わりです。
インジェクターを取り外したら、衝撃点の穴を塞ぐ工程に入ります。
専用樹脂を注入し、また、UVランプで硬化させます。
仕上がりの確認
ウインドリペアの全行程が終了したら、仕上がり確認です。
全作業工程終了
これにて全工程終了です。
ウインドリペア施工後は普段の様に気にせず、ご愛車のお乗り頂けます。
但し、どんなに完全に直しても、数百台に1台程度、ヒビが広がってしまうものもあります。