ヒビが入ってしまったらする事

雨が降る前に

ヒビの中心付近に白い点(衝撃点)があるはずです。
この状態で、雨や洗車等で水がかかると不純物を含んだ水分が亀裂内に侵入してしまいます。
不純物を含んでしまったヒビは、透明な樹脂を圧入しても濁ってしまう場合があります。

亀裂内に水の浸入を防ぐ為、衝撃点にビニールテープを貼って下さい。
セロハンテープは、亀裂内に水分を含んでしまうので×、必ず水分を含まないテープで貼る事が重要です。

※雨続きにて乾燥させるタイミングがない場合は、専用のツールにて強制的に亀裂内部を乾燥させます。

市販DIYリペアキット&撥水剤はNG

絶対してはいけないこと

ウインドリペアの施工は1発勝負です。
量販店など売っている市販のリペアキットで中途半端に施工してしまった場合、樹脂の通るルートが塞がれてしまう為、再修理は出来ません
また、破損後、撥水剤は使用しないで下さい。
樹脂が弾いてしまい密着せず仕上がりに影響が出てしまいます。

市販のリペアキットの仕上がり

上記写真の黒く見える箇所が、樹脂が入らなかった箇所になります。
故に強度見栄え共に悪く、車検に通してもらえない事が多々あります。

フロントガラスのヒビの危険度

(5段階評価)

スターブレイク

伸長危険度 ★★★★★

衝撃点から複数のクラックが、放射線状に広がっているヒビ。
伸長危険度はMAXです。すぐに補修が必要です。

スターブレイク 施工例 クリック → https://bit.ly/2IDeHYO

コンビネーションブレイク

伸長危険度 ★★★★★

衝撃点から、複数の種類のクラックが重なりあっているヒビ。
伸長危険度はMAXです。すぐに補修が必要です。

コンビネーションブレイク 施工例 クリック → https://bit.ly/2UuKRqQ

パーシャルブレイク

伸長危険度 ★★★★

衝撃点から、半円型に面で割れたヒビ
線と面で構成されたヒビ、一番多いのがこのパーシャルブレイクです。

パーシャルブレイク 施工例 クリック → https://bit.ly/2UuKRqQ

ストレートブレイク

伸長危険度 ★★★★

衝撃点から、一直線に1本クラックが入ったヒビ

ストレートブレイク 施工例 クリック → https://bit.ly/2UNPD7P

ブルズアイブレイク

伸長危険度 ★★

衝撃点を中心に牛の目の様に丸く割れているヒビ
広がる確率は他のヒビより少ないが、亀裂内部に不純物が入りやすい。

ひびが入ってしまったら、すぐに表面をビニールテープで塞ぐ事。

ブルズアイブレイク 施工例 クリック → https://bit.ly/2UQXdhW

チッピング

伸長危険度 なし

表面が打点だけでクラックの入っていない状態
広がる確率はまず無いが、衝撃点にゴミがたまって汚くなる。

チッピング 施工例 クリック → https://bit.ly/2IQV8eH